レターズアルパック
Letters arpak223号(2020年9月号)今、こんな仕事をしています
元中学校跡地を地域で運営しはじめて1年が経ちました
京都市伏見区向島地域では、地域が主体となって立ち上げた組織が、中学校跡地を市から暫定的に使用許可を受け、管理・運営を行っています。
京都市伏見区向島地域では、地域が主体となって立ち上げた組織が、中学校跡地を市から暫定的に使用許可を受け、管理・運営を行っています。
京都市では、「向島ニュータウンまちづくりビジョン」を住民とともに策定し、『「誰もが活き活きと暮らせる向島ニュータウン~暮らし心地を誇れる「多文化・多世代共生」のまち~』を目指して、まちづくりの推進に取り組んでいます。
取組を進める中で、向島地域(特にニュータウン地域)には、学区や街区をこえて集える場所がないこともあり、地域からは活動の場を望む声が上がっていました。そこで、2018年度から、学校跡地などをまちづくり活動等の場として活用するために、地域と行政とで使うためのルールづくりや運営体制などについて相談を進めてきました。そして、2019年7月に「元向島中学校跡地地元利用運営委員会」が地域主体となって立ち上がり、地元利用が開始されました。現在は「むかちゅうセンター」の愛称で親しまれています。当初14主体だった会員も34に増え、日々の利用も大幅に増えています。
月1回、会員が集まる定例会議を開催し、円滑な運営に向けて取り組んでいます。
アルパックでは、会の立ち上げや事務局の支援を行っています。これからもセンターが地域の活動拠点として活発に運営・利用されてほしいと思います。
竹内和巳:地域再生デザイングループ
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