経営理念
アルパックは、よりよい地域社会を実現するというソーシャルビジネス的な思いを、株式会社という形態で取り組んでいます。こうしたスタンスから、アルパックの経営理念を次のように策定し、これに基づいて、地域づくりに積極的に貢献しています。
ミッション(社会的使命)
持続可能な地域づくりへの貢献
今日の地域社会がめざすべき方向は、“持続可能な地域”です。この「持続可能」という概念は、環境保全の分野で唱えられたことに始まります(ex. 1980年国連環境計画の世界保全戦略、1992年国連地球サミットのリオ宣言)。その後、世界の持続可能な開発の議論から、南北問題や貧困問題も視野に入ってきています。さらに、世界遺産を巡って、文化的景観も含む持続可能な開発にも言及されるようになってきました。また、EUの持続可能な発展戦略では、環境・経済・社会の持続可能性が謳われています。
こうした議論を踏まえ、持続可能な「地域経済」「地域社会」「地域環境」を一体的につくっていく「持続可能な地域づくり」への貢献が、私どもアルパックのミッションだと考えています。
ビジョン(将来像)
地域づくりの多様なモデルの創造を通じて、日本の地域づくりをリードする
アルパックが大学の研究者等から高い評価を受けているのが、地域に寄り添う姿勢です。地域ごとに応じた手づくりの調査・計画等を追求してきたのが我々のDNAで、この考え方を、「地域づくりの多様なモデルの創造を通じて」という表現で表しています。
地域づくりは地域ごとの特徴を踏まえて進めることが重要で、一つひとつが手づくりのモデルになり、ルーティンワークではなく、常に新しいモデルを創造していく気概が求められています。こうした取り組みを一層強化し、様々なモデルを創造することを通じて、日本の地域づくりをリードしていくことを、私どもはめざしています。
コード(行動規範)
以上のミッションを堅持し、ビジョンを実現していくため、一人ひとりのスタッフには、次のようなコード(行動規範)を身に付けるよう求めています。
- 情熱(ロマン)
持続可能な地域づくりの多様なモデルを創造するため、積極的にチャレンジしていきます。 - 職能(プロフェッション)
自らの専門性を高め、多様な専門家とも連携して、優れた提案や実践を積み上げていきます。 - 連携(コオペレーション)
社内の協力はともとより、協力会社や地域のステイクホルダー等と協働して取り組んでいきます。 - 継続(ビジネス)
自らの努力と顧客等に支えられて事業性を追求し、常に経営革新を進めていきます。