レターズアルパック

Letters arpak
   
223号(2020年9月号)今、こんな仕事をしています

都市建築の木質化シンポジウム(オンライン)を 開催しました


現在、伐採期を迎えた豊富な森林資源の有効活用、地域活性化、脱炭素化や森林譲与税の動きから、非木造(中大規模建築物)の木造/木質化が期待されています。

 現在、伐採期を迎えた豊富な森林資源の有効活用、地域活性化、脱炭素化や森林譲与税の動きから、非木造(中大規模建築物)の木造/木質化が期待されています。
 これまで、関西広域木造建築普及促進協議会(事務局:(一社)大阪府木材連合会)とともに、都市木造の一般化に向けて、戸建住宅以外の都市での木造・木質化をターゲットに調査を進めてきました。調査では、約1年間の建築雑誌で取り上げられた建築物にどこにどんな木材が使われているのか、また設計者はどんな意図で木材を選んでいるのかを深堀してきました。その結果のお披露目として、先日、新型コロナウィルスで延期していたシンポジウムをオンラインで開催しました。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

 今回、オンラインということで全国から約100名の方に、ご参加いただきました。講演では、都市で安全に木造建築物をつくるために必要なこと、都市木造木質化の動向について、安井昇氏(桜設計集団一級建築士事務所代表)、五十田博氏(京都大学生存圏研究所教授)からご紹介いただきました。また、パネルディカッションでは、久山幸成氏(クラインダイサムアーキテクツシニアアーキテクト)、河野友弘氏(㈱大和ハウス工業)よりこれまで取り組まれた木造木質化事例をご紹介いただき、設計士の視点からその意義について語っていただきました。今、都市での木造木質化に関する事例が積みあがってきています。一般化に向けて法整備等が少しずつ整う中で、その環境を使いこなす知恵・技術の普及、人材育成・交流のフェーズに移ってきているように感じます。引き続き、木材を誰もが気軽に選べる社会に向けて取り組んでいきたいと思います。
 なお、今回の調査結果を踏まえて、利用パターン集としてとりまとめを行いました。詳細をご覧になりたい方はお問合せいただければお送りいたします。
※この業務は、畑中直樹、竹内和巳、盛川正和も担当しています。

とりまとめた冊子

とりまとめた冊子

中川貴美子:サスティナビリティマネジメントグループ

223号(2020年9月号)の他記事

バックナンバーをみる

タグで検索

ページトップへ