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223号(2020年9月号)特集「あじ」

特集「あじ」


開放感はあっても、暑くてなんとなく過ごしてしまいがちな夏も永遠に続くことはなく、気づいた時には肌寒さを感じる秋を迎えます。私たちの身体に備わっているさまざまなセンサーの感度が高まる季節です。

 開放感はあっても、暑くてなんとなく過ごしてしまいがちな夏も永遠に続くことはなく、気づいた時には肌寒さを感じる秋を迎えます。私たちの身体に備わっているさまざまなセンサーの感度が高まる季節です。
 人間には5種類(+α)のセンサーがあるといわれています。視・聴・嗅・味・触の5つに、もう1つ加えることもあります。それぞれのセンサーが担う感覚は独立しており、音、匂い、味などはわかりやすい例です。ところが「味」は、特に「あじ」と書いた時に舌で感じる感覚にとどまらない、幅広い感覚を意味するようにもなります。その証拠に、いわゆる味覚に関わるもの以外にも「あじ」とつく言葉がたくさんあります。「あじ」は6つのセンサーを総動員して感じる総合的な感覚なのでしょう。
 そんな思いでテーマを「あじ」としましたが、所員の寄稿文にイマジネーションの広がりを感じていただくことができたでしょうか。

レターズアルパック編集委員会

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