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253号(2026年3月号)きんきょう&イベントのお知らせ

第74回「まちの『地域らしさ』を解き明かす」


第74回適塾路地奥サロンでは、京都府立大学生命環境科学研究科 関口達也准教授をお招きし、「まちの『地域らしさ』を解き明かす-まちあるきワークショップで集めたデータをヒントに-」をテーマにご講演いただきました。

 第74回適塾路地奥サロンでは、京都府立大学生命環境科学研究科 関口達也准教授をお招きし、「まちの『地域らしさ』を解き明かす-まちあるきワークショップで集めたデータをヒントに-」をテーマにご講演いただきました。
 まちの特徴を「○○(地域)らしい雰囲気が残っている」などと表現するように、「地域らしさ」は用いやすい言葉となっています。一方で、「○○(地域)らしい場所・モノ・コト」は何を表しているのか、客観的に説明することは容易ではありません。人は、何を・どのように地域らしさと捉えているのか、飛騨市古川町での研究プロジェクトに基づいてお話しいただきました。
 講演では、非居住者は目につきやすい建物や販売物等を、居住者やリピーターは個人的な思い出をもつ場所や人等を地域らしさと捉え、まちの理解度の違いによって地域らしいと感じる対象自体も異なることが検証されました。また、まちに根付いた生活文化や精神を取り入れている新しいものについても、地域らしさを持つものとして認識される可能性が示唆されました。
 地域住民や観光客など多様な属性の人々がまちに関わる中で、関わり方によって異なる地域らしさを表す場所やコトなどを正しく理解し、それら「地域らしさ」を残すための方策を提示することで、まちづくりに関わっていきたいと感じました。

適塾路地奥サロン実行委員会 森 崇太

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