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Letters arpak253号(2026年3月号)きんきょう&イベントのお知らせ
第73回「『都市の鍼治療』というアプローチ」
第73回の適塾路地奥サロンでは、龍谷大学政策学部の教授である服部圭郎先生にお越しいただき「『都市の鍼治療』というアプローチ」というテーマでご講演いただきました。
第73回の適塾路地奥サロンでは、龍谷大学政策学部の教授である服部圭郎先生にお越しいただき「『都市の鍼治療』というアプローチ」というテーマでご講演いただきました。
「都市の鍼治療」とはブラジルの都市デザイナーであるジャイメ・レルネル氏によって提唱された都市デザインの方法であり、お金がなくとも知恵を使うことで都市問題の解決を図るという考え方です。講演ではレルネル氏がクリチバ(ブラジル)で実践した鍼治療の例、約360事例から見出した8つの鍼治療のアプローチ、相対的で事例主義に陥らない事例の理解の姿勢などの内容をお話しいただきました。「都市の鍼治療データベース」の記事を表示しつつ、豊富な取材経験を基にした参加者の皆様との質疑応答も活況でした。
事例を交えた鍼治療の紹介やそのアプローチの分類についてはもちろんのことですが、特に一つの事例に偏重してしまう事例主義に対するお話は参加の皆様にも興味深い指摘だったのではないかと思います。多くの事例を集めることでそれぞれを相対化して比較すること。また事例ごとにどのような問題に対してどのような場面で役に立つのかをより詳細に分析していくことなど。都市に関わる上で見聞きする多くの取り組みからより多くを得るために個人的にも心がけたい考え方でした。
適塾路地奥サロン実行委員会 吉田 瑞希
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