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Letters arpak地域産業プラットフォーム「ワークワクワク河内長野」4年間の歩みと、次なる10年への挑戦
河内長野市内の事業所の皆様が仕事の現場を公開し、市民などを対象に地域の仕事の魅力を直接伝えるオープンカンパニー事業「ワークワクワク河内長野」は、今年度で発足から4年目を迎えようとしています。普段は見ることのできないプロの技や、地域を支える様々な仕事に触れることで、地元産業への理解が深まることから、昨年度の来場者アンケートでは満足度が9割を超え、その半数近くがリピーターであるなど、多くの方から高い支持をいただいています。
河内長野市内の事業所の皆様が仕事の現場を公開し、市民などを対象に地域の仕事の魅力を直接伝えるオープンカンパニー事業「ワークワクワク河内長野」は、今年度で発足から4年目を迎えようとしています。普段は見ることのできないプロの技や、地域を支える様々な仕事に触れることで、地元産業への理解が深まることから、昨年度の来場者アンケートでは満足度が9割を超え、その半数近くがリピーターであるなど、多くの方から高い支持をいただいています。
私自身、入社2年目からこのプロジェクトの担当として関わらせていただいており、非常に思い入れの深い仕事となりました。私はあくまで「外部の人間」ではありますが、河内長野市役所の皆様、そして地元の企業の皆様には、いつも温かく迎え入れていただいています。現場の皆様の「熱」を間近で分かち合えることに、この場を借りて心より感謝申し上げます。
これまで本事業は、夏と秋の年2回のメインイベントを大切に継続しつつ、参加企業様のスキル向上や交流を深めるための「定例会」を2ヶ月に1回のペースで開催してきました。その結果として、実際に新しい採用が決まったり、企業間での受発注が生まれたりなどの嬉しいお声をいただくまでになりました。単なる一過性のイベントではなく、地域の産業を共に支え合う「プラットフォーム」としての機能が、皆様の手によって着実に育まれています。
こうした夏・秋のイベントは、次世代を担う子どもたちに「まずは地元の企業を知ってもらう」ための大切な「種まき」です。この種を自走的なものにするため、今年度からは参加企業様が中心となって運営を担う「部会」を立ち上げました。当社としては各部会が自立的に動けるように打合せ等に適宜入りながら伴走しています。来年度以降もこの体制を継続することが決まっており、皆様が主体となって地域を盛り上げようとする姿勢に、私自身いつも背中を押されています。

メインイベントの当日写真
また、組織としての足場を固めるために、規約等の文書を整え、さらにワークショップを通じて「10年後の将来像」についても語り合いました。そこで掲げられたビジョンは、「次世代に選ばれるまち、河内長野」。私たちはこの目標を絵に描いた餅にしないため、明確な数値目標(KGI)を設定しました。
この目標を達成するためには、将来への「種まき」を続けながら、並行して「今、働きたい若者」と企業を直接結びつける具体的な挑戦も必要です。その一つとして、現在、高校や大学との連携強化を始めています。すでに市が主導されている高校連携ツアーでは、実際に地元への就職が決まったという心強いお話も伺っています。皆様が守り続けてきた技術や想いを、一人でも多くの若者に繋いでいけるよう、今後は学校との架け橋となる活動をより一層深めてまいりたいと考えています。

ビジョンを考えるワークショップの様子
一般的に、こうした地域活性化の取組は、「打ち上げ花火」的に終わってしまうことも少なくありません。しかし「ワークワクワク河内長野」がここまで歩んでこられたのは、官民が手を取り合い、一歩ずつ信頼を積み重ねてきた皆様の真摯な努力があったからこそだと考えています。
当社としては、この4年間で皆様からいただいた確かな信頼と温かいご縁を大切にして、これからも皆様の隣で歩み続けてまいります。変化の激しい時代ではありますが、地域の皆様と共に悩み、共に汗をかきながら、河内長野の産業がより豊かに、より力強く輝き続けられるよう、微力ながら全力でお手伝いさせていただく所存です。
今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

大阪関西万博出展の当日写真

大阪関西万博出展の当日写真
地域産業イノベーショングループ 山口 泰生
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