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253号(2026年3月号)きんきょう&イベントのお知らせ

第72回「公共空間活用、空き家活用、 小規模開発、QURUWA戦略、 それらをつなぐ自治」


第72回適塾路地奥サロンは、studio36一級建築士事務所共同代表、株式会社南康生家守舎代表をされ岡崎市を拠点に活動をされている畑克敏氏をお招きしました。

 第72回適塾路地奥サロンは、studio36一級建築士事務所共同代表、株式会社南康生家守舎代表をされ岡崎市を拠点に活動をされている畑克敏氏をお招きしました。
 地方都市でアクティビティが減少している現状に対し、ヤン・ゲール氏の理論を発展させ、「イベント」を主催することで街の“あるべき姿”を先に描き、その観察から空間や建築、さらに都市へと定着させていく 「イベント → アクティビティ → 空間 → 建築 → 街の循環」 というアプローチの重要性についてお話しされました。講演では、マルシェの開催、中山間地域との連携、家守としての取り組みなど、実際の活動がどのように街とつながっていくのかを、具体例を交えてご紹介いただきました。
 また、QURUWA黎明期に行政の言語を理解する役割を担った経験を経て民間企業を設立されたからこそ、自らがプレイヤーとなり、小さなエリアから行動を起こし続ける姿勢が大変印象的でした。生活者としての当事者意識と建築家としての問題意識を併せ持ちながら、関わるプロジェクトに「公益性」を付与していくという「エリア思考」に基づき、実践を重ねながら街の未来をつくり出している点は、今後のまちづくりを考えるうえでも大変参考になる内容でした。

適塾路地奥サロン実行委員会 梅村 夏帆

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