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249号(2025年1月号)きんきょう&イベントのお知らせ

受賞しました「都市コン協会創立50周年コンサルタントのこれから」


昨年、11月28日、東京・千代田区のルポール麹町で、都市計画コンサルタント協会創立50周年記念行事が開催されました。芳賀稔会長の主催者挨拶、国土交通省内田欽也都市局長と日本都市計画学会渡邊浩司会長の祝辞に続いて、協会創立以来50年の取組みにおいて功労のあった協会の会長・副会長、理事、委員長など46名が、アルパックからは、三輪泰司名誉会長、柳沢厚さん(前監査役)、杉原の3名が表彰されました。

 昨年、11月28日、東京・千代田区のルポール麹町で、都市計画コンサルタント協会創立50周年記念行事が開催されました。芳賀稔会長の主催者挨拶、国土交通省内田欽也都市局長と日本都市計画学会渡邊浩司会長の祝辞に続いて、協会創立以来50年の取組みにおいて功労のあった協会の会長・副会長、理事、委員長など46名が、アルパックからは、三輪泰司名誉会長、柳沢厚さん(前監査役)、杉原の3名が表彰されました。
 三輪さんは、協会創立の創成期、関西のコンサルタントを代表して協会の取組みに参加されました。京都駅ビルコンペのプロフェッショナルアドバイザーとして、関西文化学術研究都市の企画・推進に尽力された功績が評価されマスタープランナーにも認定されています。
 私は、2008年から10年ほど関西唯一の理事として、都市コン協会関西世話人会の立ち上げ、講習会の企画・運営、まちづくりの現地視察による東西交流などを進めました。
 特に、「都市の縮退」「都市の彩」「都市の聖地づくり」「都市のDNA」をテーマとする研究会を企画し、支援してきました。まちづくりの現場をフィールドワークし、飲食をともにしながら、都市のさまざまなテーマについて口角泡を飛ばす議論をして、事務所を超えた交流を進めてきました。さらに「働き方改革」をテーマに、各社の現状と改革について率直に意見交換する場を企画しました。
 都市計画に係る社会環境は、少子高齢化、東京への一極集中と地方の衰退、地球温暖化にともなう災害の頻発など、ますます厳しくなっています。都市計画コンサルタントに求められる役割は、「官民連携伴走型」「ホームドクター型」「プロデューサー型」など複雑化し、重くなっていくものと予測されます。「仕事でライバル、しかし仲間でもある」との思いをもって、都市計画コンサルタント業界のさらなる発展を祈念します。

相談役 杉原五郎

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