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247号(2024年9月号)きんきょう&イベントのお知らせ

適塾路地奥サロン報告


第64回適塾路地奥サロンは、今年5月に出版された、「インフォーマル・パブリック・ライフ 人が惹かれる街のルール」の著者、飯田美樹氏にご講演頂きました。

「インフォーマル・パブリック・ライフ 人が惹かれる街のルール」
講師 リュミエール代表 飯田美樹氏
(第64回 2024年8月23日)

 第64回適塾路地奥サロンは、今年5月に出版された、「インフォーマル・パブリック・ライフ 人が惹かれる街のルール」の著者、飯田美樹氏にご講演頂きました。
 インフォーマル・パブリック・ライフという、

・朝から晩までどんな時間でも人がいる
・誰にでも開かれており、誰しもがそこでゆっくりすることが許される
・あたたかい雰囲気があり、一人で訪れても、誰かと一緒にいるような安心感がある
・そこに行くと気持ちが少し上向きになる
・そこでは人々がリラックスしてくつろぎ、幸せそうな表情をしている

ような空間が、社会のガス抜きの場として、またストレスを発散する場として、家庭・職場と並ぶ、精神的なバランスをたもつための三つ目の柱になっており、インフォーマル・パブリック・ライフが充実した街は、世界の人々を惹きつけると紹介して頂きました。
 インフォーマル・パブリック・ライフを生み出すための7つのルール、(1)エリアの歩行者空間化・(2)豊富な座る場所・(3)ハイライトの周りにアクティビティを凝縮させる・(4)エッジから人々を眺められる・(5)歓迎感のあるエッジをつくる・(6)朝から夜まで多様な用途の混合・(7)飲食店の存在を、海外の事例と国内の様子を主に写真を使った対比にて、ご講演頂きました。

適塾路地奥サロン実行委員 藤田太裕

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