レターズアルパック
Letters arpak大津市の新しい庁舎のあり方を考えるワークショップを行いました!
大津市では、皇子山総合運動公園への市庁舎の建替えに向けて検討しています。アルパックでは、令和5年6月より受託している「庁舎整備検討に関する詳細調査」の業務において、「新しい庁舎の整備について考えよう!」というテーマで、大津市民の方とのワークショップを通じて新しい庁舎の在り方を検討しました。
大津市では、皇子山総合運動公園への市庁舎の建替えに向けて検討しています。
アルパックでは、令和5年6月より受託している「庁舎整備検討に関する詳細調査」の業務において、「新しい庁舎の整備について考えよう!」というテーマで、大津市民の方とのワークショップを通じて新しい庁舎の在り方を検討しました。
ワークショップは全4回のプログラムで実施し、現庁舎の現地調査からスタートしました。参加者が実際に庁舎内を歩き、良い点や課題を洗い出し、現状を踏まえた未来の庁舎や公園のあり方についてグループでディスカッションを重ねたあと、最終的にプレゼンシートとしてアイデアをとりまとめました。滋賀県立大学の村上教授と学生たちも参加していただき、学識者・学生目線からの提案や意見、他都市の事例等を共有いただき、議論を一層深める機会となりました。

「こんな庁舎になったらいいな」が熱く語られました

互いのプレゼンをの感想をハートの付箋で書き込みました
最終回では、「遊べる庁舎」「大津を受け継ぎ、大津をつなぐ」といった思いのこもったキャッチフレーズと共に、庁舎整備に関する多彩なアイデアをグループごとに発表しました。アイデアには、芝生広場や全館Wi-Fi、カフェ設置など具体的な機能だけでなく、「公園と一体となった防災拠点」「公園と庁舎が自然につながる場所」といった庁舎と公園の関係性や、「びわ湖や皇子山への景観を活かす」「大津の歴史資源のPR」など、地域資源との連携を意識した内容など、幅広い視点での提案がありました。
ワークショップには高校生から70代までの28名が参加し、幅広い年齢層から寄せられた多様な意見は未来の庁舎づくりへの大きな一歩となったように感じます。市民の皆さんが高い熱量で大津への思いを形にしようとする姿に、ファシリテータ―としてお手伝いする私たちも熱い気持ちになるワークショップとなりました。

思いを込めたプレゼン
地域再生デザイングループ 高瀬咲
247号(2024年9月号)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索