レターズアルパック
Letters arpak3Dツールtorinomeを使って赤塚四・五丁目 地区周辺のまちを俯瞰する取り組みを実施
赤塚四・五丁目地区(以下、赤塚地区)では、令和5年度から景観まちづくりの取組を進めています。第5回勉強会の取り組みとして、3Dツールtorinome(トライノーム)を使い、赤塚地区の崖線からの眺めの良さを確認したり、地区の周囲から、赤塚地区を見上げてみるなど、崖線地形や緑地、周囲のまちなみ等の魅力的な眺めを確認し、眺望を活かした景観まちづくりを考えました。
赤塚四・五丁目地区(以下、赤塚地区)では、令和5年度から景観まちづくりの取組を進めています。
第5回勉強会の取り組みとして、3Dツールtorinome(トライノーム)を使い、赤塚地区の崖線からの眺めの良さを確認したり、地区の周囲から、赤塚地区を見上げてみるなど、崖線地形や緑地、周囲のまちなみ等の魅力的な眺めを確認し、眺望を活かした景観まちづくりを考えました。torinomeは、Webベースのアプリケーションで、地形図など地図の上の地形や建物等のモデルを立体視させたり、GISデータ等を可視化して見せるできる立体地図ソフトです。
勉強会では、このtorinomeを大画面で投影して、さまざまな角度から赤塚地区の崖線の緑や建物等の様子を、鳥の目になり、崖線下のまちなみを俯瞰したり、隣町の道路から崖線を見上げるなど、普段見られない上空からも崖線付近の緑やまちなみの様子を眺めてみました。
また、崖線から少し離れた場所から崖線近くの視点場に移動しながら沿道のまちなみを眺める動画や、夜景動画も再生し、昼間から夕方、夜間の日常的なまちなみも眺められるようにしました。
勉強会の参加者からは、遠くの山並みがよく見える場所や花火がきれいに見える場所など、お気に入りの眺めを教えていただくなど、赤塚地区周辺から見る魅力的な眺めについて共有することができました。
今後は赤塚地区の魅力を引き立て良好なまちなみを考えていくために、3Dツールを活用してAR等で検討するなど、地域住民がわかりやすい取り組みができればと思います。
※torinomeは(株)ホロラボが開発したアプリケーションです。
ソーシャル・イノベーティブデザイングループ 水谷省三
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