レターズアルパック
Letters arpak246号(2024年7月号)今、こんな仕事をしています
まちあるき調査を通して赤塚らしい景観のあり方を考えました!
令和5年から赤塚四・五丁目地区の景観の魅力について地域のみなさんに楽しみながら知ってもらう 〝フムフムあかつかProject〟を進めています。6月15日に開催した第4回〝フムフムあかつかProject〟では、色彩やみどりの配置についてのルールを検討するために専門家をお招きし、参加者自ら調査員となって地区内の色彩やみどりを調査するまちあるきを実施しました。
令和5年から赤塚四・五丁目地区の景観の魅力について地域のみなさんに楽しみながら知ってもらう 〝フムフムあかつかProject〟を進めています。
6月15日に開催した第4回〝フムフムあかつかProject〟では、色彩やみどりの配置についてのルールを検討するために専門家をお招きし、参加者自ら調査員となって地区内の色彩やみどりを調査するまちあるきを実施しました。
私が担当したみどりコースでは法政大学法学部教授の杉崎和久先生を講師に、まちなかにある小さなみどりである「まちなか園芸」を見つけて愛でるまちあるき調査を行いました。
実際歩いて見ると、地域では駐車場やガレージをつかったまちなか園芸がよく見られました。おそらく自動車を手放した高齢者の方が趣味として育てているのでしょう。高齢者の方が生きがいや趣味として「まちなか園芸」を楽しみ、それが結果的に(意図せずとも)まちの景観に彩りを与えているのです。
景観を良くしようと取り組むにはエネルギーがいりますが、楽しいこと・日々の何気ない営みを景観づくりのきっかけとしてとらえ、より良い方向に行くように少しだけ工夫する、そういった仕掛けやデザインが景観まちづくりには必要なのでしょう。
ソーシャル・イノベーティブデザイングループ 筈谷友紀子
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