レターズアルパック

Letters arpak
246号(2024年7月号)特集「盛夏満腹」

川で涼む


梅雨が終わり本格的な夏になりました。世界的にも気温が上昇しており、サウジアラビアでは気温が50度を超えて1300人の死者がでるニュースがありました。今回のテーマである「盛夏満腹」ですが、暑さと満腹をつなげるテーマであり、私の趣味から連想しました。私の家はマンション最上階の3階4階にあたるメゾネットで、日光が直接あたるので室内は40度近くになります。寝室は4階でエアコンは3階部分にあるので冷たい空気は寝室にあがらず、寝るときには汗が止まらないストレスフルな環境で寝ています。

 梅雨が終わり本格的な夏になりました。世界的にも気温が上昇しており、サウジアラビアでは気温が50度を超えて1300人の死者がでるニュースがありました。今回のテーマである「盛夏満腹」ですが、暑さと満腹をつなげるテーマであり、私の趣味から連想しました。
 私の家はマンション最上階の3階4階にあたるメゾネットで、日光が直接あたるので室内は40度近くになります。寝室は4階でエアコンは3階部分にあるので冷たい空気は寝室にあがらず、寝るときには汗が止まらないストレスフルな環境で寝ています。そんな私のストレス発散できる趣味は、休日にサウナに入って、ラーメンで腹を満たして寝ることです。最近は近所の王将のメニューにある次郎系焼きそばがおすすめで、野菜と油をマシマシで注文して物理的にも精神的にも自分を満たしています。
 話は変わりますが、私は大学院時代には滋賀県長浜市の中心市街地を流れる米川にて、かわまちづくりに関わっていたことにより、「水辺・河川」に関するワードを聞くと涼しさを連想でき、少しテンションがあがります。米川は伊吹山を水源とする姉川から川幅がおよそ5メートルの細い川です。昔から地域住民との歴史や関わりがある川であり、いくつかの住宅には屋内から直接川に降りることができる階段や、飲食店では採ってきた魚を川とつながっている生け簀に保存する文化があります。このような川との関りがある一方で、戦後には使い古したお茶碗や割れてしまった陶器やガラスなどを川に投げ捨てる文化もあり、生活と密着していたことがわかります。
 長浜市でのかわまちづくりの内容は、中心市街地の商店街近くに流れる米川を歩いて楽しいウォーカブルな川にする取組です。町中にある公民館を利用し、小学生を対象にした生き物キャンプの企画や川を歩く研修会のスタッフを担当しました。課題としては、川は安全に誰でもを入っていいということを周知すること、頻発する河川の氾濫に対する解決方法があげられています。特に河川の氾濫に対する解決策として、京都市内にある雨庭という水をゆっくりと地下に浸透させるという考え方を応用して、現在では流域内にあるコンクリートの駐車場を芝生に変え

地域再生デザイングループ 丸山泰誠

246号(2024年7月号)の他記事

バックナンバーをみる

タグで検索

ページトップへ