レターズアルパック
Letters arpak雨あがりは新しい始まりの時
雨が降ると、どこか気分が沈むことがありますね。傘をさして歩くのもひと苦労ですし、服や靴が濡れてしまうと不快な思いをします。しかし、雨あがりには、そのネガティブな気分が一転し、何か良いことが起こる予感がする瞬間があります。雨あがりは、まさにネガティブな状況からポジティブな状況への転換点だと思います。
雨が降ると、どこか気分が沈むことがありますね。傘をさして歩くのもひと苦労ですし、服や靴が濡れてしまうと不快な思いをします。しかし、雨あがりには、そのネガティブな気分が一転し、何か良いことが起こる予感がする瞬間があります。雨あがりは、まさにネガティブな状況からポジティブな状況への転換点だと思います。
今年は大晦日から元旦にかけて、雨が降っており、日の出に影響するかと思われましたが、日の出の時刻には雨があがり、透き通った空に美しい初日の出を望むことができました。この光景は、まるで新しい年の始まりを祝福しているかのように感じたのを鮮明に覚えています。雨が洗い流した空気は澄みわたり、太陽の光が一層輝いて見え、新しい1年の始まりを感じさせてくれました。
また、雨は植物にとって恵みの水でもあります。雨が降ることで、地面は潤い、植物たちはその水分を吸収して成長します。雨あがりに陽が差すと、植物たちは一段と活き活きとし始めます。雨のような苦労を一時的に不便に感じることはあっても、その後の恩恵を感じられる豊かな心意気を大事にしたいと思っています。
私自身の経験を振り返ると、昨年度は非常に忙しい日々を過ごしました。新卒として、右も左もわからないまま、多くの失敗を重ねながら少しずつ基礎を身につけてきました。その過程は楽しさや充実感がありながらも、苦労を感じることもありました。年度末までの業務が一段落し、新しい年度を迎えるこの時期は、まさに雨あがりのような気分です。過去の経験や知識という「水」を得て、それを今年度にさらに活かし、成長していきたいと思っています。
雨あがりには、空が明るくなり、植物が活き活きと育つように、私たちも新しいスタートを切るチャンスを得ることができます。雨の日々が続いたとしても、その後には必ず晴れの日が訪れるのです。その瞬間を楽しみに、日々を前向きに過ごしていきたいものです。
都市再生・マネジメントグループ 芳田知紀
245号(2024年5月号)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索