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244号(2024年3月号)今、こんな仕事をしています

市民ファシリテーター養成講座を開講しました


熊本県の県北に位置し、穴場の温泉地としても知られる山鹿市で、「市民ファシリテーター養成講座」を開講しました(九州事務所の山﨑・益戸と連携して取り組みました)。

 熊本県の県北に位置し、穴場の温泉地としても知られる山鹿市で、「市民ファシリテーター養成講座」を開講しました(九州事務所の山﨑・益戸と連携して取り組みました)。
 自治会等の地域の集まりや、文化祭等の地域のイベントで、「皆の話が長くて時間内に終わらない」「会議の結論が出ず、何のための会議だったか分からない」、そんなお悩みを解決するため、市民の有志の方に背伸びしてもらい、「ファシリテーター」として円滑な会議運営を進めていただく講座です。
 1回あたり4時間、これを毎月1回で3ヶ月開催するというハードなスケジュールでしたが、20名超の方にご参加いただき、11月~1月に開催しました。
 第1回では対話の作法を学びつつ、多様なアイスブレイクを試し、参加者が意見を出しやすい雰囲気を学ぶとともに、ファシリテーションに必要な心構えやテクニックを伝え、模造紙・付箋紙による一般的なワークショップを体験しました。続いて第2回では、会議(ワークショップ)の企画づくりの方法を学びつつ、あわせて対話型鑑賞をしながら「意見の引き出し方」を学んだり、アイデア発散型のワールドカフェを体験してもらう等、多様な「対話の場」を体験してもらいました。最後の第3回は、参加者自らが企画した会議(ワークショップ)について、実際にファシリテーターとして実践してもらいました。

対話型鑑賞で意見を引き出しているところ

対話型鑑賞で意見を引き出しているところ

 参加者からは、特に最後の実践を経ることで「第1回・第2回の内容を深く理解した」という意見をいただきました。私たちがこれまで開催してきた数多くの会議やワークショップの運営テクニックを体系的に整理し共有でき、これからの皆さんの活躍に期待しています。

地域産業イノベーショングループ 江藤慎介

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