レターズアルパック
Letters arpak地域の人たちが中心となって、まちを盛り上げる「ニューオーノキックオフ」
神奈川県相模原市の相模大野駅周辺を対象に、令和3年度から、地域の人たちでまちを盛り上げていくためのワークショップ(WS)が行われています。
神奈川県相模原市の相模大野駅周辺を対象に、令和3年度から、地域の人たちでまちを盛り上げていくためのワークショップ(WS)が行われています。
アルパックは令和4年度からお手伝いしていますが、今年度はその集大成として「わたしたちの相模大野を、わたしたちがもっと楽しく」をコンセプトに、参加者が自らイベント企画を考え実行するWSを行いました。
WSはA・Bグループに分かれて実施しましたが、Aグループは、空が広く眺められ、またJAXAの研究所がある地域の特徴を踏まえ、「さがみはら夢のトビラ~宇宙編~」と題して、JAXA職員の講話や天体観測等の企画を立ち上げました。
Bグループは、アウトドアやスポーツをテーマに「オーノまちなか運動会~コリドー街を駆け抜けろ!~」というタイトルで、駅前の商店街をフィールドに見立てて運動会を行う企画を考えました。
WS参加者は企画内容だけでなく、地元商店街など関係者との折衝や物品購入、サポートしてくれる人の手配など多岐にわたる検討・調整を限られた期間でまとめ上げ、11月19日に2グループのイベント「ニューオーノキックオフ」が開催されました。
2グループとも大盛況で、この日の相模大野は朝から夜まで、いつもとは違うにぎわいや笑顔が溢れていたと思います。
年齢や立場も多様な人たちがまちを盛り上げたいという思いで集まり、手探りで進め、事を成し遂げていくプロセスを見守るような業務でしたが、WS以外にも自主的に集まるなど、全ての参加者が前向きに取り組んでいく姿勢を見て、改めて襟を正される思いを感じています。
一連のWSは一旦終了となりますが、相模大野のまちづくりはキックオフしたばかりなので、引き続き携わっていきたいと考えています。
ソーシャル・イノベーティブデザイングループ 山﨑将也
244号(2024年3月号)の他記事
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