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243号(2024年1月号)今、こんな仕事をしています

資源循環ビジネスセミナーを開催しました!


近年、産業界を取り巻く国内外の経済社会環境は著しく変化し、SDGs や脱炭素化、デジタル化等の進展により、今後、産業構造が大きく変革することが見込まれます。

 近年、産業界を取り巻く国内外の経済社会環境は著しく変化し、SDGs や脱炭素化、デジタル化等の進展により、今後、産業構造が大きく変革することが見込まれます。
 島根県では、次世代産業分野として成長が期待されるグリーン分野への県内製造業の参入を促進し、新製品・新技術等のイノベーション創出を目指す「島根グリーンビジネスフォーラム」を設立して、さまざまなプログラムを実施しており、アルパックでは、そのお手伝いをさせてもらっています。
 今回は、そのプログラムの一環として、「再資源化・リサイクルで稼ぐための資源循環ビジネスセミナー」を開催いたしました。
 サーキュラーエコノミーなどの概念が普及している中で、「廃棄物」を「循環資源」として活用するなどの新たな資源循環ビジネスのポテンシャルが高まっています。本セミナーでは、当該分野の最前線でご活躍されている、一般社団法人サステナブル経営推進機構の壁谷 武久氏をお招きして、資源循環に係る市場動向ならびに県内企業のビジネスチャンスをご講話いただきました。

セミナーの様子

セミナーの様子

 壁谷氏のご講演をまとめると、(1)グリーンビジネスの推進においては、これまでの取引先に留まらず、市場全体を見渡す視点が重要、(2)サーキュラーエコノミーの推進においては市場の創造が不可欠で、供給者の論理ではなく、需要者の視点からの商品開発が必要、(3)新たな取組には新たなパートナーシップの構築が必要、本フォーラムなどを通じた連携強化はその具体策であるなど、県内企業の資源循環ビジネス促進に向けて大変重要なご示唆をいただきました。
 引き続き、アルパックとしても、島根県内のグリーンビジネス促進に向けて、尽力していきたいと思います。

地域産業イノベーショングループ 山口泰生

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