レターズアルパック
Letters arpak243号(2024年1月号)今、こんな仕事をしています
もといばテラスを開催しました
11月18日~12月3日の期間、大阪府茨木市の元茨木川緑地において、「もといばテラス」という社会実験を行いました。元茨木川緑地は、市の中心部を南北に貫く茨木市のシンボルともいえる緑地帯であり、「元茨木川緑地リ・デザイン計画」に基づく再整備が進められています。また11月26日にオープンした複合施設「おにクル」も隣接しています。
11月18日~12月3日の期間、大阪府茨木市の元茨木川緑地において、「もといばテラス」という社会実験を行いました。
元茨木川緑地は、市の中心部を南北に貫く茨木市のシンボルともいえる緑地帯であり、「元茨木川緑地リ・デザイン計画」に基づく再整備が進められています。また11月26日にオープンした複合施設「おにクル」も隣接しています。
今回の社会実験では、緑地空間に椅子やパラソルなどのファニチャーを配置することで、来訪者が、心地よく滞在できるような仕掛けをするとともに、沿道のカフェ利用者がテイクアウトしたコーヒーなどを「もといば」で楽しむことを想定しています。
「もといば」を、もっと日常的にもっと多様な方がいろんな過ごし方のできる場所とするために、沿道店舗と「もといば」との関係性をもっていただくことも目指しています。今回は、椅子などのファニチャーの管理の一部を担っていただきました。
将来的には、沿道の店舗だけでなく、市内の多様な企業に「もといば」への意識を持っていただき、活用や維持管理に関わっていただけるよう、事業者との関わりもつくっていく予定です。緑地や公園、道路などの公共空間を、市民サイドのアイデアと責任でもっと楽しく活用していけるような将来を目指した取り組みがスタートしています。
生活デザイングループ 嶋崎雅嘉
243号(2024年1月号)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索