日本には、地球が太陽の周りを一巡する三六五日を二四等分した二四節気という暦があります。本号がみなさんのお手元に届く頃には「春分」を過ぎ、春も後半に入っていることと思いますが、企画は虫も目覚める「啓蟄」の頃。テーマは「ぽかぽか」としました。
　ところで、「春分の日」は「秋分の日」とともに国民の祝日です。これらは「国民の祝日に関する法律」という法律で定められています。古来からの二四節気の暦を「国民の祝日」として現代の法律で定める国。そんな日本を誇りに思います。
ちなみに、法律では「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日だそうです。

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