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238号(2023年3月号)今、こんな仕事をしています

現代芸術の国際展に携わる自治体等担当者の交流及びネットワーク化支援


創造都市の取組を推進する地方自治体等の多様な主体を支援するプラットフォームである創造都市ネットワーク日本(CCNJ)活動の一つです

 創造都市の取組を推進する地方自治体等の多様な主体を支援するプラットフォームである創造都市ネットワーク日本(CCNJ)活動の一つです。
 創造都市とはグローバリゼーションと地域情報経済化が急速に進んだ21世紀初頭にふさわしい都市のあり方の一つで文化芸術と産業経済の創造性に富んだ都市です。
 また、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)も、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を都市間の戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みとして、2004年より「創造都市ネットワーク」事業を開始し、7つの分野で創造都市を認定、相互の交流を推し進めています。
 そして文化庁では、文化芸術創造都市推進事業において創造都市ネットワーク日本を通じた国内の文化芸術創造都市間のネットワーク強化をはじめ、政策研究や意見交換などの取組を支援しています。
 その創造都市ネットワーク日本は、平成25年(2013)1月13日に創造都市の取組を推進する(または推進しようとする)地方自治体等の多様な主体を支援するとともに、国内及び世界の創造都市間の連携・交流を促進するためのプラットフォームとして設立されました。現在は「多様な文化芸術創造都市への取り組みを通じて、SDGs の達成にも貢献できるプラットフォームとしての発展」をビジョンに掲げ事業を推進しています。
 アルパックは令和4 年度(2022)のCCNJ 事務局を担っており、様々な事業の中で私は「現代芸術の国際展部会」の活動支援を担当し、同年度は岡山芸術交流開催中に岡山市にて、国内各地で開催されている現代芸術の国際展に携わる自治体等担当者が課題やノウハウを共有する担当者ミーティングを実施しました。今回は、企画段階時に国際展部会員に対して取り扱ってほしいテーマ(課題や関心事等)のアンケートを実施、その結果を基にテーマに適した自治体が話題提供し、その後参加者同士が活発な意見交換やノウハウの共有が行われました。
 今後も組織体制や運営方法が多種多様な各国際展の課題やノウハウ等を共有し、自治体や団体の更なる交流やネットワーク構築の支援をしていきたいと思います。

地域産業イノベーショングループ 豊福宏光

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