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238号(2023年3月号)今、こんな仕事をしています

冬の登山、キャンプの提案


現在、奈良県御杖村にある「みつえ青少年旅行村」のリニューアル検討を支援しています。
 老朽化し、徐々に現代のキャンプニーズに合わなくなってきた施設をリニューアルするとともに、昨年度から営業を始めた冬季の利用促進も大きな検討課題の一つです。

 現在、奈良県御杖村にある「みつえ青少年旅行村」のリニューアル検討を支援しています。
 老朽化し、徐々に現代のキャンプニーズに合わなくなってきた施設をリニューアルするとともに、昨年度から営業を始めた冬季の利用促進も大きな検討課題の一つです。
 旅行村の隣には三重県と奈良県に跨る三峰山(標高1235メートル)がそびえており、冬季には霧氷が見られることで有名です。「霧氷」という大きなコンテンツをキャンプ利用と結びつけることはできないか。色々考えていましたが、まずは体験してみよう、と検討メンバーと共に1月末に登ってきました。
 まず冬山の登山。最高でした。落葉樹がゲートのように連なる雪道や眼下に見えるぼこぼこと隆起した山々はまちなかで見られる景色とはまるで違い、登りながらわくわくします。また、冬の冷たい空気がじんわり汗をかいた身体にとても気持ち良い。暑さや虫が苦手な人には冬山オススメです。ただ残念ながら霧氷は見られませんでした。下山し、そのまま宿泊。テント泊は不安で、バンガローに泊まりました。晩御飯は鍋。ビール片手に焚き火を囲みながら外で食べました。朝起きると外は雪。寝起きの身体に冷たい外の空気がこれまた気持ち良い。その後、村内の温泉に入浴。思わずため息がこぼれます。お湯に包まれながら、身体がほぐれていきました。
 一連の体験をしてみて、しっかり冬の登山・宿泊(バンガロー泊)にハマりました。次回は、まず宿泊(今度はキャンプ)して、次の日の早朝から登山、霧氷を見て、温泉に入浴という行程を試してみようと思います。無論、この体験を活かして、より良いリニューアル案を鋭意検討中です。

三峰山

頂上からの眺望

地域再生デザイングループ 小川直史

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