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Letters arpak「ぽかぽか」から日本語の奥深さを窺い知る
「ぽかぽか」・・・このように五感から感じ取れる状態・様子・心情などを表す言葉は擬態語と呼ばれますが、英語では「onomatopoeia」というそうです。では、この「ぽかぽか」という言葉からは何が連想されるでしょう?
「ぽかぽか」・・・このように五感から感じ取れる状態・様子・心情などを表す言葉は擬態語と呼ばれますが、英語では「onomatopoeia」というそうです。では、この「ぽかぽか」という言葉からは何が連想されるでしょう?
最初に思い浮かぶのは、暖かい日差しを感じる気持ちの良い様子でしょうか。でも、カタカナ表記「ポカポカ」にしてみると、子どもが何かを叩いている様子が浮かんだりもします。
今回、このお題で原稿を書いてと言われてから、何気なく「ぽかぽかねぇ・・・」と考えていたのですが、このように同じ言葉を重ねて、複数の意味をもつ擬態語が、意外と身の回りで使われてることに気づきました。
例えば、「ごろごろ」 。
「休みだからってごろごろしていないで子どもを遊びに連れて行って!」「昨日、飲み過ぎてお腹がゴロゴロ鳴っているよ」とか。
次に「だらだら」 。
「予定がない日はいつも家でだらだらしているね」「年をとるとダラダラと話が長いよ」とか。これが英語なら、「ごろごろ」は「chill」とか「grumble /rumble」、「だらだら」は「lazy」とか「ramble」という感じなのでしょうか。
一般的に、日本語は他の言語と比べて難しいと言われますが、その理由のひとつに動詞が少ないことが挙げられます。そして、それを補うために「擬態語/ onomatopoeia」は発展し、その状態などをより分かりやすく表現できるようになったと考えられています。
意識して擬態語を使うことはないですが、今回、「ぽかぽか」を通して、改めて日本語の奥深さを窺い知る機会となりました。
ちなみに、前に挙げた例文は私のことではないので悪しからず・・・ 。
都市・地域プランニンググループ 清水紀行
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