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Letters arpak適塾路地奥サロン報告
第50回適塾路地奥サロンでは、大阪市立大学吉田長裕氏をお招きしました。講演では、「都市交通における中速モビリティの動向~国内外の事例からみた今後の方向性~」というテーマで、都市交通の分野における自転車や小型電動モビリティのような中速モビリティの国内外の関連事例を紹介しながら、今後の持続可能な都市交通のあり方と方向性についてお話していただきました。
「都市交通における中速モビリティの動向~国内外の事例からみた今後の方向性~」
講師 大阪市立大学工学部・工学研究科都市学科都市デザイン領域 准教授 吉田長裕氏
(第50回 2022年11月17日)
第50回適塾路地奥サロンでは、大阪市立大学吉田長裕氏をお招きしました。
講演では、「都市交通における中速モビリティの動向~国内外の事例からみた今後の方向性~」というテーマで、都市交通の分野における自転車や小型電動モビリティのような中速モビリティの国内外の関連事例を紹介しながら、今後の持続可能な都市交通のあり方と方向性についてお話していただきました。
世界から見ると日本は自転車が一般的な交通手段として確立されている一方で、自転車に関する交通面での政策が進んでおらず、現状では「自転車が歩道と車道の余った部分を走らなければならないという状況にある」との解説がありました。また、海外では自転車走行の安全面や快適性を重視した交通環境の整備に注力し、歩道、車道、自転車道を明確に分離させて交通の体系を組んでいる事例が多くあります。
この紹介を受け、安心安全かつ快適な自転車や小型電動モビリティ利用の推進を図る上で、海外の事例を参考に交通携帯の見直しの必要性を大きく感じることができました。(有田建哉)
適塾路地奥サロン実行委員会 有田建哉
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