レターズアルパック
Letters arpak237号(2023年1月)メディアウオッチ
『社会とじぶんのあいだの難問』 発行/SURE 那須耕介著
最近、積読から解放された書籍の紹介をしたいと思います。本のタイトルは「社会とじぶんのあいだの難関」、著者は那須耕介という法哲学者です。
最近、積読から解放された書籍の紹介をしたいと思います。
本のタイトルは「社会とじぶんのあいだの難関」、著者は那須耕介という法哲学者です。
書籍のトピックは正直まだ、つかめていないのですが、那須さんの思考のおおもとには「嫌いな人ともなぜ共に暮らしていかないといけないのか」という問いがあるそうで、考えさせられる言葉が多くあります。
私たちは「相容れない」と感じる人も含めて、社会をかたちづくっています。なんでそんなことをしないといけないのか、考えるのはとっても面倒で答えのない作業です。それに疲れた人たちが多くいることも指摘があり、英雄待望論にも話がつながっていきます。
那須さんは、「答えがない」ということを探り続けることの意味を語られているのだろう、と勝手に思っています。それは、私たちの地域まちづくりにとって非常に大切なことのように思います。
生活デザイングループ 竹内和巳
237号(2023年1月)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索