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Letters arpak都市計画学会の全国大会でワークショップを開催しました
都市計画学会の研究交流事業として活動している若手民間都市プランナーと都市計画学会の学識者の交流を目的とする研究交流分科会の取組の一環で、昨年12月に宇都宮大学で開催された都市計画学会全国大会において、「都市プランナーに求められる職能とその社会的地位の向上にむけて」というワークショップを行いました。
都市計画学会の研究交流事業として活動している若手民間都市プランナーと都市計画学会の学識者の交流を目的とする研究交流分科会の取組の一環で、昨年12月に宇都宮大学で開催された都市計画学会全国大会において、「都市プランナーに求められる職能とその社会的地位の向上にむけて」というワークショップを行いました。研究交流分科会でのこれまでの議論を振り返りながら、公開で議論をするという趣旨で実施したものです。
ワークショップでは(1)社会における「都市計画」の認知度の向上に向けて、(2)「都市計画に関わる分野と主体」の多様化と連携に向けて、(3)「民間都市プランナー」の認知度の向上に向けて、の3つの論点について主にメンバーの間で議論を深めました。「都市計画」は一般の人の日常の暮らしにも大きく関わるので、大人も子どももまちについての継続的な学びの機会が必要である、都市プランナーは人に関わる様々なことを理解していく必要がある、一般向けの雑誌などでも都市の見方や関わり方についての発信が必要である、などの意見が出されたほか、成果における社名や個人名のクレジットの問題についても議論になりました。今回のワークショップで答えが出たわけではありませんので、今後も継続して議論していくことになります。
研究交流分科会では、こうした議論の他にもミニ講演会やまち歩きなどの活動も行っています。随時メンバーを募集していますので、関心のある方はご連絡ください。
ソーシャル・イノベーティブデザイングループ 坂井信行
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