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237号(2023年1月)今、こんな仕事をしています

地域の未来を考えるワークショップを 開催しています


茨木市では、各地域で活躍している様々な地域団体が横の連携を広げて、地域が抱えている課題について互いに把握し、協議しながら解決していくために、地域ごとにワークショップを開催する取組を進めています。

 茨木市では、各地域で活躍している様々な地域団体が横の連携を広げて、地域が抱えている課題について互いに把握し、協議しながら解決していくために、地域ごとにワークショップを開催する取組を進めています。
 このワークショップは、地域住民や地域組織、さらにはNPOや民間事業者なども集まって情報交換をし、地域における課題や今後の方向性について話し合う「協議の場」です。
 アルパックでは、各地域3回ずつのワークショップを開催するプログラムの実施を支援しています。コロナ禍の中、ワークショップの開催自体も危ぶまれていた時期もありましたが、今年度は4地域で実施することができました。
 各地域とも担い手不足や役員の負担感、コロナで滞っていた行事・対話の再始動などに関する悩みを抱えており、持続的な地域自治活動としていくためのアイデアやきっかけが求められています。各地域とも率直に課題を出し合い未来に向けた意見交換がなされました。

皆さん、対話の場を求めていたのかもしれません。多くの意見・アイデアが出されました。

皆さん、対話の場を求めていたのかもしれません。多くの意見・アイデアが出されました。

 ワークショップをきっかけとして、団体間の情報共有や、人材同士のつながり、地域課題への共通認識が育まれるとともに、既存の取組に対する評価と改善点・反省点も共有されたことで、新たな主体やアイデアを取り込む寛容さの必要性も認識されたのではないかと思います。
 コロナ禍を経て、各地域での自治活動がストップしたり縮小したりしていることが多くなっています。一度コミュニティが薄れてしまうと再構築することは難しいことから、今のうちに「対話の場」を再スタートする必要性を感じます。

生活デザイングループ 嶋崎雅嘉

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