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235号(2022年9月号)今、こんな仕事をしています

大阪商工会議所のグレーターミナミの提言づくり


大阪商工会議所では、大阪都心南部(難波、新今宮、阿倍野・天王寺・上本町エリア)と大阪府南部地域(泉州・南河内エリア)を「グレーターミナミ」と位置付けており、一体的な都市経済圏として活性化に取り組んでいます。

 大阪商工会議所では、大阪都心南部(難波、新今宮、阿倍野・天王寺・上本町エリア)と大阪府南部地域(泉州・南河内エリア)を「グレーターミナミ」と位置付けており、一体的な都市経済圏として活性化に取り組んでいます。
 人口減少やコロナ禍によるインバウンド客の減少による影響を受けつつも、関西国際空港から世界につながる地政学的な優位性を活かすことが求められています。アルパックでは、今後のグレーターミナミにおける機能強化に向けた提言に係る各種調査、研究を支援しました。
 提言の中では、グレーターミナミにおける自然や立地環境、産業集積、多様な観光資源などをふまえて、(1)グレーター・テロワール、(2)グリーン・ベイ、(3)外国人誘致・居住という3つの方向性を示しています。
 1つ目のグレーター・テロワールは、豊かな「自然」、それがもたらす豊富な「地域食材」、そしてそれらを活かす「観光」といった潜在的な魅力(可能性)を生かしつつ、「暮らし」とセットで取り組むことで、南大阪全体のブランディング化を図り、活性化につなげるものです。2つ目のグリーン・ベイは、カーボンニュートラルへの世界的な関心の高まりをふまえ、グレーターミナミにおける大学の研究機能・技術シーズと民間企業の「知」を掛け合わせることで、ベイエリア全体としてイノベーティブな空間を創出するものです。3つ目の外国人誘致・居住は、多様な外国人の雇用や受入拠点を形成しつつ、新たな産業活力の創造に向けて、外国人の活用を積極的に推し進めるものです。
 今後は、グレーターミナミの各自治体間への提言の共有、関係自治体や商工会議所等による国への働きかけ、沿線事業者や関係自治体におけるプロジェクトの具現化などを通じて、グレーターミナミのプレゼンス向上が期待されています。

グレーターミナミ・定住促進をめざしたプロジェクトの方向性

グレーターミナミ・定住促進をめざしたプロジェクトの方向性

地域産業イノベーショングループ 山部健介

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