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233号(2022年5月号)今、こんな仕事をしています

いばまちサミット~楽しい、住みたい、 私のまちでもやってみたい~開催報告


茨木市では、地域活動の更なる活性化をめざして3つの事業に取り組みました。(1)地域課題解決に取り組む地域組織の活動事例集「住みたい・住み続けたいまちづくり大百科」の作成、②地域活動の活性化に向けたワークショップの実施、③地域コミュニティに関するアンケート調査を昨年度に実施しました。

 茨木市では、地域活動の更なる活性化をめざして3つの事業に取り組みました。
 (1)地域課題解決に取り組む地域組織の活動事例集「住みたい・住み続けたいまちづくり大百科」の作成、(2)地域活動の活性化に向けたワークショップの実施、(3)地域コミュニティに関するアンケート調査を昨年度に実施しました。
 これらの事業は、地域組織の持続可能な運営に向けて取り組んでいるもので、今年度の成果を活動の担い手の方に向けて、学生や地域の方から報告を行い、情報を共有する「いばまちサミット」を3月19日に開催しました。当社は、報告会の開催及び(1)(2)の業務を支援しました。
 (1)は、茨木市内に通う大学生が「イバマチ編集会議」に参加し、地域への取材を行い事例集の作成に取り組み、事例集について学生から報告を行いました。
 (2)は、2つの校区で地域課題の洗い出し・共有を行い、その解決方策を検討するためのワークショップを実施し、その検討内容を報告しました。
 来場者からは、「自分たちの地域でも同じような課題に悩んでおり、今回報告があった事例を参考に、取り組んでいきたい。」「若い人が地域に関心を持ってくれて嬉しい。学生たちと一緒にイベントに取り組みたい。」など前向きな声を頂戴しました。

学生からの報告の様子

学生からの報告の様子


 茨木市は、地域活動が盛んで「ふるさとまつり」「運動会」「文化展」等を各小学校区で取り組んできました。近年は、自治会加入率の低下や活動の担い手の高齢化等の課題はありますが、昨年度の事業や報告会の実施によって「地域課題の共有、課題解決に向けたワークショップの実施と活動事例に係る情報発信」を行うことができました。
 学生も事業に関わることで、地域の人たちも学生と連携して取り組んでいきたいといった機運も高まりました。事例集の作成やワークショップについては、今年度も取り組んでいくので、本事業から新たな活動へ展開していくといった動きにも期待したいです。

公共マネジメントグループ 水野巧基

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