レターズアルパック

Letters arpak
   
231号(2022年1月発行)今、こんな仕事をしています

社会実験「御堂筋チャレンジ2021」を 実施しました


道路協力団体・ミナミ御堂筋の会が昨年に引き続き社会実験「御堂筋チャレンジ2021」を実施しました。

 道路協力団体・ミナミ御堂筋の会が昨年に引き続き社会実験「御堂筋チャレンジ2021」を実施しました。
 歩行者中心の道路空間へ再編が進む御堂筋。2020年にも社会実験を実施も、コロナ禍の影響が大きかったことから、今回はなんば駅前広場の歩行者空間化の社会実験ともタイミングをあわせて、再チャレンジしました。
 新たな試みとして、来るべき大阪・関西万博をにらんでシェアサイクルやデジタルサイネージ・ベンチ一体型のモビリティハブとなるポートを設置。加えて御堂筋に接続する東西の石畳の似合うカフェストリート、御堂筋西側の沿道テナントとも一緒に、道路空間でのオープンカフェを展開。大阪市・大学研究室やデータ会社による広域の人流データ取得や滞留調査を実施しました。

デジタルサイネージも併設したモビリティポート

デジタルサイネージも併設したモビリティポート

 これらの成果をもとに、エリア全体の歩行者空間をどうハード・ソフト一体でデザインするか。側道閉鎖に伴う歩行者空間化はどんどん北伸しており、大阪・関西万博を一つの目標に、ミナミの道路空間再編はこれからますます加速していきます。
 一方で、ミナミ御堂筋の会は、2021年7月に一般社団法人に移行しました。エリアマネジメントの主体として自律的な運営へ、マーケティングや財源確保などの課題に直面しています。我々にも新たな役割が求められていると感じており、関係者の皆さんと議論・実践を重ねながら、レベルアップを図りたいと考えております。
※社会実験の詳細はミナミ御堂筋の会のホームページでご覧ください。

御堂筋の2期整備区間で、関係者との記念撮影

御堂筋の2期整備区間で、関係者との記念撮影

都市・地域プランニンググループ 絹原一寛

231号(2022年1月発行)の他記事

バックナンバーをみる

タグで検索

ページトップへ