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229号(2021年9月号)きんきょう&イベントのお知らせ

事務所だより(九州事務所・京都事務所)


「新たな街へと移ろいゆく福岡」:昨年度まで大阪事務所のサステナビリティ・マネジメントグループでサポートスタッフとしてお世話になっておりました。(九州事務所 益戸亮平
) 「京都のマスタープランが完成」 :京都事務所で3年にわたって策定をお手伝いしてきた京都市基本計画「はばたけ未来へ!京(みやこ)プラン2025」が今年3月に完成しました。(京都事務所 松本明)

「新たな街へと移ろいゆく福岡」
九州事務所 益戸亮平
 昨年度まで大阪事務所のサステナビリティ・マネジメントグループでサポートスタッフとしてお世話になっておりました。春からは生まれ育った九州の地、新たな環境で日々経験を積んでいます。大分出身で福岡での生活は初めてですが、人も気候もあたたかな環境にどこか懐かしさを感じています。
 福岡に来た当初は、路線バスが高速道路を走行していることに違和感を持っていました。福岡市内の路線バスは全国的にも珍しい高速道路を走行する路線が数多くあり、市民の通勤通学の手段の1つとなっています。
 現在、福岡市では「天神ビッグバン」という中心市街地の再開発プロジェクトにより街並みが変わりつつあります。32年間天神のシンボルとして親しまれた商業施設「イムズ(IMS)」は8月末で閉館し、建物の解体が決まっています。また、福岡市役所周辺では再開発に向けた工事も進行しています。
 このように中心街の変化はありますが、福岡には昔から屋台文化があり、屋台が市民の生活の一部に溶け込んでいます。新型コロナの影響で屋台を見る機会が少ないのが個人的には残念ですが、いつか屋台巡りもしたいものです。
 この状況が落ち着きましたら、新たな街へと移ろいゆく福岡に足を運んでみてはいかがでしょうか。


「京都のマスタープランが完成」
京都事務所 松本明
 京都事務所で3年にわたって策定をお手伝いしてきた京都市基本計画「はばたけ未来へ!京(みやこ)プラン2025」が今年3月に完成しました。京都市基本構想に基づく第3期目の基本計画です(第2期も受託)。また、この8月には「各区基本計画」が完成しました(こちらは第1期、第2期、第3期とも受託)。京都事務所と大阪事務所のスタッフが11の行政区を受け持つチームを編成し、市民とのワークショップ等を通じて計画の練り上げを図ってきました。
 コロナ禍のなか、自治体運営はますます厳しさを増していますが、市民と行政の共通の羅針盤としての役割を果たすことができるマスタープランのあり方を今後も追及していきたいと思います。

九州事務所 益戸亮平、京都事務所 松本明

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