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229号(2021年9月号)特集「みのり」

特集「みのり」


世の中には努力をしなくても優れた成果を出す人がいて〝天才〟と呼ばれます。一人の天才と凡人の集団のどちらが優れた成果を出すことができるのかは、いろいろなところで議論されています。私のような凡人にはその答えは分かりません。

 世の中には努力をしなくても優れた成果を出す人がいて〝天才〟と呼ばれます。
 一人の天才と凡人の集団のどちらが優れた成果を出すことができるのかは、いろいろなところで議論されています。私のような凡人にはその答えは分かりません。しかし、少なくとも凡人の集団が一人の天才と同等、場合によっては天才に勝る成果を出すこともあり得るというのは間違いではなさそうです。これをコレクティブ・ジーニアスというそうです。
 凡人の集団が努力して、苦労を重ねて、ようやく出した成果、それを〝みのり〟と呼びたいです。少々クセのある(?)凡人の集団であるアルパックも、コレクティブ・ジーニアスで豊かな〝みのり〟を生み出せる集団でありたいと思っています。

秋の風物詩 豊岡市野上の稲刈り(撮影 遠藤真森)

秋の風物詩 豊岡市野上の稲刈り(撮影 遠藤真森)

レターズアルパック編集委員会

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