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228号(2021月7月号)きんきょう&イベントのお知らせ

事務所だより(東京事務所・滋賀営業所)


「身近な場所で再発見」:最近、東京事務所から東京駅まで散歩をしてみました。事務所から東京駅までは徒歩10分ほどで行くことができます。(佐藤衣織) 「木地師のふるさと」 :滋賀営業所が位置する東近江市は“木地師のふるさと”と言われています。(小川直史)

「身近な場所で再発見」
東京事務所 佐藤衣織
 最近、東京事務所から東京駅まで散歩をしてみました。事務所から東京駅までは徒歩10分ほどで行くことができます。事務所を出て2~3分のところには川が流れていて、川沿いは休憩スペースとなっており緑も多く、ランチ時にはランチカーが来ているなど癒しの空間となっています。さらに大手町駅方面へ進むと、高層ビルが建ち並び冷たく窮屈なのかと思えば、大型のオブジェが飾ってあったり、ビルの間にはテラス席のあるおしゃれなレストランやカフェ、歩道が広いため自分のペースで歩くことができるなど、まちの様子を感じながらとても楽しい時間を過ごすことができます。コロナ禍でなかなか遠くまで遊びに行けない中でも、こうした身近なところで再発見できることがあるなと思いました。東京事務所周辺はまだまだ魅力が沢山あるので時間を見つけてまた歩いてみたいと思います。

「木地師のふるさと」
滋賀営業所 小川直史

 滋賀営業所が位置する東近江市は“木地師のふるさと”と言われています。
 木地師とは、主に轆轤を用いて椀・盆などを作る木工職人を指します。木地師は、轆轤の使用だけでなく樹木伐採や木工の一連の過程で独自の道具と技術を保有し、良材を求めて各地を渡り歩いていました。その木地師はどこから出発してきたのか。その“ふるさと”の由来は伝説にあります。
 平安時代初期に惟喬親王が東近江市の小椋谷に隠遁し、村人に轆轤技術を伝えたという“惟喬親王伝説”が伝承されており、惟喬親王を祖神として、全国の木地師は小椋谷を出自の地とする帰属意識を共有していました。また、小椋谷は全国の木地師を把握・統括し、手形・免状・鑑札・神札等を発行して、諸国で樹木伐採や搬出、異動を行うことに権威付けをするなど、木地師社会の保護を担っていました。このような背景から“木地師のふるさと”といわれ、木地師文化の発信をアルパックも支援しています。

東京事務所 佐藤衣織・滋賀営業所 小川直史

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