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226号(2021年3月号)特集「萌え」

特集「萌え」


「萌え」という言葉ほど世代や興味・関心により受け取り方に違いが生まれる言葉も珍しいのではないでしょうか。草木の芽吹きを連想する人(伝統派)、アニメやゲームに登場するいわゆる萌えキャラを連想する人(ヲタ派)、お気に入りのかわいいモノを連想する人(モノ派)、都市と関連づいたものとして工場萌えや団地萌えなどを連想する人(都市派)などなど。

 「萌え」という言葉ほど世代や興味・関心により受け取り方に違いが生まれる言葉も珍しいのではないでしょうか。草木の芽吹きを連想する人(伝統派)、アニメやゲームに登場するいわゆる萌えキャラを連想する人(ヲタ派)、お気に入りのかわいいモノを連想する人(モノ派)、都市と関連づいたものとして工場萌えや団地萌えなどを連想する人(都市派)などなど。
 草木の芽吹きじゃない「萌え」の概念も実は古く、枕草子が起源だという説もあるようです。「かわいい」も同じですが、その感覚は何となく理解できているつもりでも言葉でうまく表現するのは難しいタイプの概念です。
 さて、本号への寄稿文もそれぞれに違う「萌え」が表現されています。どうぞご笑覧ください。

レターズアルパック編集委員会

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