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225号(2021年1月)きんきょう&イベントのお知らせ

道路協力団体・ミナミ御堂筋の会が社会実験 「御堂筋チャレンジ2020」を実施しました


歩行者中心の道路空間へ再編が進む御堂筋。広がった歩道空間を利活用する道路協力団体に、当社が支援するミナミ御堂筋の会を含む3団体が指定されました。

 歩行者中心の道路空間へ再編が進む御堂筋。広がった歩道空間を利活用する道路協力団体に、当社が支援するミナミ御堂筋の会を含む3団体が指定されました。
 次年度以降の継続的な利活用と、国の「歩行者利便増進道路」(通称:ほこみち)指定をにらんで12月の1か月間、社会実験を実施しました。
 既に歩道が拡げられたモデル整備区間では、若手デザイナーによる滞在空間と、シェアサイクル「HUBchari」のポートを設置。バナー広告やデジタルサイネージによる広告協賛を原資とした展開を検証しました。大阪メトロらと共同でウィズコロナ時代の公共空間をめざし、AIカメラによる密回避を可能とする技術開発や、周辺商店街への誘客を図るデータマネジメントを実践しました。これから本格整備を控えた側道閉鎖区間においては、歩道空間が拡がった状況を可視化、将来形のあり方を地元の皆さんと検証を行いました。
 新型コロナウイルス感染拡大と重なり、内容を抑制しながらでしたが、様々なトライアルができました。官民連携で、試しながら将来形を創り上げる、新時代の道づくりを先導する御堂筋に、これからもご注目ください。
※社会実験の詳細はミナミ御堂筋の会のホームページでご覧ください。

拡幅した道路空間の休憩施設

拡幅した道路空間の休憩施設

側道閉鎖区間の実験

側道閉鎖区間の実験

都市・地域プランニンググループ 絹原一寛

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