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225号(2021年1月)今、こんな仕事をしています

楽しみながら気候変動適応を考える 「SHIFT+適応カード」ができました


近畿地域では、気候変動による影響への適応を地域で進めていくため、他の地域に先がけ、自治体とともに地域の団体や住民が主体的に取り組むための様々な取組をしてきました。

 近畿地域では、気候変動による影響への適応を地域で進めていくため、他の地域に先がけ、自治体とともに地域の団体や住民が主体的に取り組むための様々な取組をしてきました。
 その中で、学識者や地域で普及啓発活動を行っている方々などと検討を重ね、市民向けの普及啓発ツールとして、「適応普及啓発ヒント集」や「ロゴマーク」、「SHIFT+適応カード」を作成しました。

「SHIFT+適応」ロゴマーク

「SHIFT+適応」ロゴマーク

つぶやきカードとアクションカード

つぶやきカードとアクションカード

 「SHIFT+適応カード」は、気候変動による影響に対する「つぶやき」と、具体的な生活場面に落とした適応策「アクション」からなるカードです。みんなでカードを作ったり、できたカードでゲームを行うことで、楽しみながら「適応」を知り、自分ごととして捉え、行動につなげてもらうことを目指しています。当社でも、こどもエコクラブ活動や自治体職員研修の場において、「SHIFT+適応カード」を使ったカードゲームを行い、身近なことから「適応」を考えることができたと好評でした。また、気候変動による影響や適応は地域によって異なることから、本カードをもとにした地域オリジナル版カードの作成にも期待を込めています。実際に、静岡県では本カードを参考に「ふじのくに気候変動適応アクションカード」が作成され、中高大学生向けのワークショップも開催されました。
 コロナ禍で対面でのカード遊びを行うことが厳しい状況ではありますが、さらなる地域での啓発に向けて、これからオンライン活用など新たな使い方も模索していく予定です。
※本業務は、畑中、中川、植松、駒が担当しています。

カードゲームの様子

カードゲームの様子

サスティナビリティマネジメントグループ 植松陽子

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