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225号(2021年1月)今、こんな仕事をしています

宝塚市で郊外住宅都市の未来像を考えています (都市マスと立地適正化計画の策定支援)


「宝塚市」と聞いて何をイメージされますか?歌劇、温泉、阪急電車、清荒神や中山観音、山の手住宅地、旧小浜宿・・・人それぞれですが、実に多様な顔を持っており、概ねどれも良いイメージのもので、他都市からはうらやましがられるかもしれません。

 「宝塚市」と聞いて何をイメージされますか?歌劇、温泉、阪急電車、清荒神や中山観音、山の手住宅地、旧小浜宿・・・人それぞれですが、実に多様な顔を持っており、概ねどれも良いイメージのもので、他都市からはうらやましがられるかもしれません。
 そんな宝塚市で、都市計画マスタープランの改定と立地適正化計画の策定をお手伝いしています。この度、計画骨子がまとまり、住民説明会が開催されました。
 今回の計画策定では、本格的な人口減少社会の到来に備えるべく、都市の持続性を主なテーマとしています。宝塚市は、多面的な魅力を持ちつつ、市街地の大半は鉄道沿線開発をテコに発展してきた郊外住宅都市です。人口推計上も急減することはないため居住地のスラム化や暮らせない等の極端な問題ではなく、住宅都市としての質や魅力が保たれるかどうかが、住宅都市宝塚の持続性に関わる重要な点であると考えています。
 このため、『住宅都市として、+αの魅力があり、多様なライフスタイルが実現できる都市』を目標に掲げ、これまで培ってきた住環境やブランドを生かしつつ、「交流・活動」や「文化・芸術」、「都市的な暮らし」、「柔軟に働く暮らし」など、魅力的で多様なライフスタイルが実現できる都市をめざす方針にしています。

持続可能な都市づくりに向けた目標と方針

持続可能な都市づくりに向けた目標と方針

 コロナ禍により「新しい日常、新しい働き方」が提唱され、郊外住宅都市のあり方にも影響が想定されますが、そうした潮流にも合致した方向性であると考えます。今後、この目標・方針に沿って具体的な都市づくりの方針や方策、誘導区域等について検討を進め、計画が固まりましたら詳細をご報告させていただきます。
※この業務は、橋本晋輔、羽田拓也、山道未貴も担当しています。

都市・地域プランニンググループ 岡本壮平

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