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224号(2020年11月)特集「あそび」

人と、まちと関わりながら遊ぶということ


昨年末から新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し、現代も第二波、第三波が押し寄せる中、子どもたちもまた、多大な影響を受けています。普段からマスクを着用することはもはや当然となり、お友達と対面で話すことや手をつなぐこともできず、大声で歌えず、遊具でも遊べない、外で遊べない。そんな毎日を、皆さんのまわりの子どもたちはどのように過ごされているでしょうか。

 昨年末から新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し、現代も第二波、第三波が押し寄せる中、子どもたちもまた、多大な影響を受けています。普段からマスクを着用することはもはや当然となり、お友達と対面で話すことや手をつなぐこともできず、大声で歌えず、遊具でも遊べない、外で遊べない。そんな毎日を、皆さんのまわりの子どもたちはどのように過ごされているでしょうか。
 私は卒業論文を書いたことが縁で、子どもたちと遊ぶ活動に関わるようになり、現在はNPO法人アフタフ・バーバン関西の理事を務めています。忍者に扮して子どもたちと様々な修行(という遊び)に取り組むことで、イメージの世界で自らの想像力を活かし、子どもと、大人と、まちと関わる活動をしています。そんな私たちの活動も、コロナ禍で中止が相次ぎました。会議をオンラインで開催しながら、子どもたちとの遊びもオンラインに切り替えたほうが良いのかと悩みましたが、私たちは今年度、活動数が少なくなっても直接会って遊ぶことを選びました。オンラインでも遊べるけれど、やっぱり会いたい。ソーシャル・ディスタンスでも、会って遊ぶことで色々な想いを伝えたい。楽しい気持ちを目の前で共有したい。
 そこで、コロナ禍でも子ども同士で、親子で、屋外で楽しめる遊びを集めた『アフタフ・バーバンwithコロナあそびのススメ』をこのたび発行しました。機会があれば手に取っていただき、目の前の子どもたちと心から遊んでもらえれば幸いです。

『アフタフ・バーバンwithコロナあそびのススメ』

『アフタフ・バーバンwithコロナあそびのススメ』

江藤慎介:地域産業イノベーショングループ

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