レターズアルパック
Letters arpak220号(2020年3月)今、こんな仕事をしています
生産者の「夢」実現を応援します!~滋賀県6次産業化研修会~
滋賀県には、農林漁業者の6次産業化を支援する取組として、研修会の開催と専門家の派遣があり、事務局を担当しましたのでご紹介します。
滋賀県には、農林漁業者の6次産業化を支援する取組として、研修会の開催と専門家の派遣があり、事務局を担当しましたのでご紹介します。
研修会は、8月からの7カ月間で、全10日(15回)の連続講座です。事業計画を作成する研修を軸に、6次産業化に取り組む現場を訪問し、リアルな実践ノウハウを学ぶ体験研修や、受講生の関心を踏まえてテーマを設定する専門分野研修など、様々な講座を企画・運営しました。
ところで、「6次産業化」というと加工品を作るイメージがありますが、それだけではありません。大事なのは生産者が所得を向上させること。県内各地から集まった20名超の受講生に最初に考えていただいたのは、その所得向上の目的です。「所得を増やしてどんな夢を実現したいか」をまずはっきりさせた上で、講座を通じて、何の事業をするか、実現への道筋をどう描くか考えていただきました。また、各講座ではグループワークや意見交換も重視しました。それが今後の取組において、思いもしない新しいアイデアの誕生や、相談・連携できる仲間づくりにつながります。
最終講座では、完成した事業計画を発表し、受講生どうしが交流できるFacebookグループを作りました。今後も仲間と応援しあいながら、それぞれの夢に向かって進んでいきます。
※本業務は、地域産業イノベーショングループの武藤健司、原田弘之も担当しています。
地域産業イノベーショングループ 遠藤真森
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