レターズアルパック
Letters arpak大阪のど真ん中から盛り上げよう!!~アメリカ村&船場センタービルにおける新たな挑戦~
大阪を代表する商い拠点、西心斎橋のアメ村と、船場センタービルにおいて、中小企業庁「商店街活性化・観光消費創出事業」を活用したエキセントリックな試みに関わる機会を得ました。
大阪を代表する商い拠点、西心斎橋のアメ村と、船場センタービルにおいて、中小企業庁「商店街活性化・観光消費創出事業」を活用したエキセントリックな試みに関わる機会を得ました。
アメ村は、個性的なファッションや独創的な流行を発信する街です。昼間は買い物を楽しむ若者が溢れ、夜はバーやクラブがにぎわいます。近隣に多数のホテルが立地するため、近年は多くのインバウンド客が訪れ、「もの消費からこと消費への転換」のモデルとなりつつあります。
近年「eスポーツを活用してミナミを盛り上げる」動きがあることは、本誌でも紹介されたところです(既報216号)。地元商店主らによる「アメリカ村の会」でも、こうした取り組みを応援すべく「BANPAKU杯2020」を開催しました。複数のタイトル戦やファン交流イベントなどで大いに盛り上がりました。
一方、船場センタービルは、小売・卸売、飲食などが入居する10棟からなる巨大商業施設です。西日本を代表する繊維卸の集積地である船場の地に、70年万博に合わせて建設されました。
50周年を迎えた今年、ビル区分所有者会主催で取り組まれたのが「船場ミューラルプロジェクト」。イベントや交流のスペースが不足する現状に鑑みて、3号館と4号館を繋ぐ地下通路を催事空間に変える取組です。関西で活躍するアーティスト約20名が集結、迫力ある壁画で埋め尽くしました。
プロDJを招いた「特設バー」併設のお披露目会も、大いに盛り上りました。
新型コロナウイルス騒動で水が差されましたが、ターゲットはあくまで2025年「万博」。大阪の情報発信拠点として話題を生み続けてきた2つの街における今後の展開にご期待下さい。
地域産業イノベーショングループ 高野隆嗣
220号(2020年3月)の他記事
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