レターズアルパック
Letters arpak未知(の味)との遭遇
いつかやると決めていた、種子からの野菜栽培に取り組んでいます。
私の家には残念ながら野菜を十分に栽培できるようなスペースはありません。滋賀県の家庭菜園のある知人宅で、畑1区画の栽培作物を自由に決めさせていただき、種子から栽培をしています。
いつかやると決めていた、種子からの野菜栽培に取り組んでいます。
私の家には残念ながら野菜を十分に栽培できるようなスペースはありません。滋賀県の家庭菜園のある知人宅で、畑1区画の栽培作物を自由に決めさせていただき、種子から栽培をしています。
どの作物も大事に思って栽培していますが、一際思い入れがあるのが桜島大根。3月に友人と九州南部に旅行に行った際に桜島で種子を購入しました。今はみな遠く離れてしまい中々集まれませんが、収穫できたら集まって食べようと約束しています。果たして滋賀県で育つのかと心配でしたが、種まき後はすぐに芽が出て、成長し、一本立ちしました。このまま順調にいくかと思いきや、虫害により数を減らし、元気な株は7株中2株。何とか収穫までできればと思っています。
ちなみに、一般的に食べられている作物のほとんどはF1種ですが、ここで栽培しているのはサツマイモとマリーゴールドを除き、全て固定種です。F1種と固定種の説明はここでは省きますが(興味のある方は調べてみて下さい)、固定種の作物は味が濃かったり深みがあったりするものが多く、おもしろいです。いつも食べているものと同じ品目なのに、感じたことのない味がしたりします。実際、収穫したわさび菜は食べたことがないほど辛いわさび菜でした。
味の違いをふと感じたとき、新しい味を知ったとき、気分が変わっていることはありませんか。体を動かして自然を感じながら農作業することも良い気分転換になりますが、未知の味との遭遇もまた格別です。
地域産業イノベーショングループ 遠藤真森
218号(2019年11月号)の他記事
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