レターズアルパック

Letters arpak
218号(2019年11月号)特集「気分をかえて」

森でリラックス


息子たちと、週末に「プレーパーク」に出かけます。於大公園(愛知県東浦町)の片隅に残った雑木林で週末に開催されていて、私たちは「森にいこう!」を合言葉に出かけていきます。

 息子たちと、週末に「プレーパーク」に出かけます。於大公園(愛知県東浦町)の片隅に残った雑木林で週末に開催されていて、私たちは「森にいこう!」を合言葉に出かけていきます。
 森には、斜面を利用して竹でつくった滑り台、木にくくりつけたブランコやハンモック、夏は水を流してウォータースライダーと、手作りの遊び環境がたくさん。遊びのプロであるおじさん・おばさんもいて、自然の中での遊び方にアドバイスももらえます。

森

 焚き火もできます。火をおこす体験はこどもの学びにつながると言われていて、焚き火をしてはソーセージやパンをあぶって食べます。火起こしが上手な大人を見ると感心してしまうので、いまは私自身が焚き火に夢中になっています。
 おもしろいのが、「こどもを叱らないで見守る」というルールです。2歳と4歳の息子たちは、ともかくなんでも触りたいし、走り回りジャンプしたいし、所かまわず大声を出したい年頃です。日常の環境では、してはいけないことがたくさんあり、周りの大人の目も厳しく、「保護者」として叱らないといけない場面がたくさんあります。でも森の中では、迷惑をかける心配も少なく、車にぶつかる危険もなく、転んでも土だし、私自身が心配から解放されリラックスして過ごすことができます。
 木漏れ日、土や焚き火の匂い、木のざわめきとそよ風、大きな虫。五感を使って過ごします。こどもがなにかを発見する瞬間を、私が見つけこどもの成長を実感するという、貴重な時間になっています。

焚き火

焚き火

 

都市・地域プランニンググループ 依藤光代

218号(2019年11月号)の他記事

バックナンバーをみる

タグで検索

ページトップへ