レターズアルパック
Letters arpak218号(2019年11月号)特集「気分をかえて」
週末弾丸クルーズで気分転換
かつて、外国で行われるサッカーワールドカップ観戦のための0泊3日弾丸ツアーが流行りました。
かつて、外国で行われるサッカーワールドカップ観戦のための0泊3日弾丸ツアーが流行りました。
現地では宿泊せず、往復の飛行機を夜行便にして時間を節約する観戦ツアーです。その国内版としてフェリーを利用した弾丸クルーズというものがあるということを知り、気分転換に小5の子どもを連れて体験してきました。
弾丸クルーズは、関西・九州を結ぶフェリー会社が企画しているもので、大阪・神戸を夜出発して翌朝九州に到着。現地は一日自由行動で、その日の夜に帰りの便に乗り、翌朝帰ってくるものです。
金曜の夜、会社近くで子どもと合流し、大阪メトロで大阪南港へ。フェリー「さんふらわあ」に乗り込み、朝起きるともう別府です。今回の観光場所は子ども向けのもので、車を借りるとアフリカンサファリ、別府定番の温泉・地獄巡り、昼食を挟んで水族館、高崎山のサル見物・・・と予定していたスケジュールをこなしていくと、あっという間に1日が終わりました。
せっかく九州まで行くのに遊べるのが1日だけなので、少しもったいない気もしますが、バスや飛行機と違いベッドで眠れることから疲れもあまり出ず、普段の気軽転換には最適だと感じました。景色を見ながらの船内での食事や入浴は、普段は味わえない非日常を感じることもできます。
弾丸クルーズは今回の別府行きのほか鹿児島行きもあるということなので、今度はそれに乗り、桜島や九州最南端の佐多岬に行ってみたいと思っています。
都市・地域プランニンググループ 石川聡史
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