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217号(2019年9月号)きんきょう&イベントのお知らせ

撮っても撮っても絵になる島・・男木島のたび


建築プランニングデザイングループは、今年4月に名古屋の間瀬が加わり総勢11名の大所帯になりました。今回これを機に、男木島へ交流&研修旅行へ出かけました。

 建築プランニングデザイングループは、今年4月に名古屋の間瀬が加わり総勢11名の大所帯になりました。今回これを機に、男木島へ交流&研修旅行へ出かけました。瀬戸内海に浮かぶ男木島は近年では瀬戸内国際芸術祭が行われ、開催中には数万人の人が訪れる面積1.34平方キロメートル、100世帯ほどが暮らす小さく穏やかな島です。

男木島のうろこ状に連なる街並み

男木島のうろこ状に連なる街並み

 急勾配の傾斜地に堅牢な石垣を積むことで造られた住宅が島の南西斜面にうろこ状に連なり独特の風景を造りだしています。石畳や石段の美しい坂道が迷路のように島内に巡らされていますが、道幅が狭く自動車の通行は禁止されています。このため島民の暮らしには「オンバ」(乳母車を改造したもの)が不可欠で自分好みにカスタマイズされたオンバを島のあちこちで見ることができます。

海を見下ろしながら歩く

海を見下ろしながら歩く

細い路地を歩く

細い路地を歩く

島民の必需品 オンバ

島民の必需品 オンバ

島民の必需品 オンバ

島民の必需品 オンバ

 港にはスペインの芸術家の作品(待合所)が訪れる人を出迎えてくれます。貝殻をイメージした屋根には8つの言語がデザインされ、建物自体がアートとなっています。その他にも海岸に佇む「歩く方舟」や民家に設置された現代的なアート作品が点在する一方で、天正8年(1580年)に建立されたといわれる豊玉姫神社や日本の灯台50選に選ばれている総御影石造の灯台など見どころは満載です。何より瀬戸内海に沈むとろけるような夕陽や人懐こい猫に癒やされ、ゆったりとした島じかんを過ごすことができました。
 常日頃何かと時間に追われがちですが、時にはリフレッシュし、意思疎通を図りながら、どこを撮っても絵になるようなグループでありたいと思っています。

港にある貝殻をイメージした待合所

港にある貝殻をイメージした待合所

アート作品 歩く方舟

アート作品 歩く方舟

夕陽

夕陽

 

公衆トイレの自動水栓で水を飲む猫

公衆トイレの自動水栓で水を飲む猫

猫と塗師木

猫と塗師木

 

建築プランニングデザイングループ 鮒子田稔理

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