レターズアルパック
Letters arpak217号(2019年9月号)今、こんな仕事をしています
総合計画ワークショップ『タカラボ』を開催
令和3年度からスタートする新しい第6次宝塚市総合計画の策定にあたり、めざすまちの姿などについて市民の意見を取りまとめ、市へ提言を行うため「タカラ ミライ ラボ(略称:タカラボ)」を平成31年2月より開催し、このたび提言書が取りまとめられました。
令和3年度からスタートする新しい第6次宝塚市総合計画の策定にあたり、めざすまちの姿などについて市民の意見を取りまとめ、市へ提言を行うため「タカラ ミライ ラボ(略称:タカラボ)」を平成31年2月より開催し、このたび提言書が取りまとめられました。
総合計画の策定過程でワークショップの手法を取り入れることは、宝塚市では初めての取り組みでした。公募により集まった10代~80代の市民42名と若手市職員10名が9回+作業班5回のワークショップでそれぞれの想いを出し合い、のべ参加者人数は356名にのぼりました。
「タカラボ」の特徴として、専門のファシリテーターや座長を置かず、参加者の主体性を重視したことが挙げられます。参加者が全員でゼロから提言書を作り上げる方法は難しい場面もありましたが、参加者が主体的に取りまとめたプロセスは大変意義深いものでした。
提言書では、「市民が主体となり、あらゆる世代がまちづくりに関わることが必要であり、『やりたい』ことができる環境を創り出し、まちを若返らせ、多くの市民が『つながり』を持てるようになればまちを発展させることができる」という考えのもとで、「わたしの舞台は たからづか」という、まちづくりの視点と6つの「めざすまちの姿」がまとめられています。今後は、この提言書を活かしながら第6次宝塚市総合計画の策定を進めていきます。
公共マネジメントグループ 丸井和彦
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