レターズアルパック
Letters arpak走る楽しみを「とどける」
皆さんは日頃、何か運動をされていますか?
私は普段、集中して業務に取り組むあまり、デスクから何時間も動かないことが多く、運動不足になりがちです。そこで最近、和田と所内でメンバーを募り、フルマラソンを目標に定め、終業後に夜の大阪を走っています。
皆さんは日頃、何か運動をされていますか?
私は普段、集中して業務に取り組むあまり、デスクから何時間も動かないことが多く、運動不足になりがちです。そこで最近、和田と所内でメンバーを募り、フルマラソンを目標に定め、終業後に夜の大阪を走っています。
ジョギングコースは、事務所近くの大阪市中央公会堂前からスタートし、ライトアップされた土佐堀川・大川沿いを走り、大阪城外堀を周回した後、再び公会堂前に戻ってくる約10キロメートルのコースです。
さすが「水都大阪」、橋や堤防沿いのライトアップに加え、飲食店のテラス席から漏れる明かりなど、普段は目にしない、色とりどりのナイトスケープが広がっています。人々の活動も多様で、川沿いのジョギングやウォーキング、橋の下の照明に照らされた広場でのダンスサークル、そして川の上には、宴会やパーティーをする船が浮かんでいます。
室内にこもってパソコンと睨めっこばかりではなく、実際に外へ出て、空間を普段使いすることの大切さを再認識しています。賑やかで生き生きとした、とても楽しげな光景の中をストイックに走り抜けることは本当に気持ちがいいものです。都市の中に川が流れ、風が通り、広場や芝生があり、歴史を感じる建物があり、テラスのある飲食店があり、豊かなオープンスペースで様々な人々の活動が行われています。
これから涼しくなり、走りやすい季節になっていきます。皆さんも秋の夜長に「水都大阪」を走ってみてはいかがでしょうか?
建築プランニング・デザイングループ 杉本健太朗
217号(2019年9月号)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索