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216号(2019年7月号)特集「はずむ」

心はずむ日々


「はずむ」には、「嬉しい」「楽しい」「気持ちが良い」というような印象があります。

 「はずむ」には、「嬉しい」「楽しい」「気持ちが良い」というような印象があります。
 日頃、どのような場面があるかなと思うと、業務に関連して言えば、企画書を書くときでしょうか。「お題」に対して、どのような提案をするか。実際に現地を見て回り、素敵な景色や美味しい食べ物に出会えた時はもちろんのこと、あれやこれやと考え、提案書としてまとめる行為は、気持ちが弾みます。その企画書が無事に当選できれば、殊更です。
 また、相手と意見を交わしながら何か作り上げていく時も、心が弾みます。例えば、会議の内容やそこで示す資料、その会議のゴールなどは、色々な視点から考える方がより充実するように思います。仕事を通して新しい発見に出会うと、ウキウキします。
 業務以外でいえば、私は乗り物全般好きで、特に鉄道好きですが、新しい車両やなかなか見ることがない古い車両に出会った時、運転席のすぐ後ろから景色を眺めることが出来た時などは弾んでいます。同じ風景でもスピードの違いや運転の違いで、見え方、感じ方が異なります。運転席のすぐ後ろからの景色は、いつまでたっても飽きることがありません。
 少し、弾むとは違うかもしれませんが、今まで訪れたことがない町や、昔ながらの風情が残るまち、路地裏などを歩くときも、どこかワクワクしています。古びた看板、毛づくろいする猫、軒先に吊るしてあるにんにくや玉ねぎ、哀愁漂う赤ちょうちんなど、どこかほっとする雰囲気がある。人々の生活感がヒシヒシと伝わってくるところに惹かれています。
 そうそう、大事なことを忘れていました。最近、体重を絞ることを意識していまして何とか順調に減っています。最大で97キログラムあった体重は、今は87キログラム~88キログラムです。妻からは、顔が細くなったと言われます。できれば、おなかが細くなって欲しいのですが、そちらは見た目ではあまり変化がないようです。でも、おかげさまでズボンはワンサイズ下がりました。これも、心弾みます。
 いろいろと書きましたが、やはり最近は、子どもの成長を見る時でしょうか。1歳半なのですが、出来ることが色々と増えて、好き、嫌いの意思表示もしっかりします。狭い部屋の中を走り回るので、よくこけたり、ぶつかったりして、親をソワソワさせますが、本人はニコニコ笑顔、平気そうです。子どもが発する「やー」とか「だー」といった言葉を必死に理解して会話を楽しんでいます。1日1日、学びを与えてくれる子どもの成長に、心が弾む日々です。

九州事務所・(株)よかネット 山﨑裕行

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