レターズアルパック
Letters arpak215号(2019年5月号)今、こんな仕事をしています
商業エリアの価値向上(リ・ブランディング)に取り組んでいます
昨年度より、大阪府の「商店街等エリア魅力向上事業」で、空き店舗増加、活力衰退に悩む商業エリアの支援に取り組んでいます。
昨年度より、大阪府の「商店街等エリア魅力向上事業」で、空き店舗増加、活力衰退に悩む商業エリアの支援に取り組んでいます。
商圏の構造変化や消費者ニーズの変化、Eコマースの台頭など商業エリアを取り巻く環境は一変。もはや個別の空き店舗対策や一過性のイベントでは立ちゆかなくなっているなか、「いかにして必要性が低下したまちに、新しい価値を創造するか」をテーマに、昨年度はJR吹田駅南エリア、JR四条畷駅周辺エリアを支援しました。
芦原橋アップマーケットをはじめ様々なエリア再生で実績を上げてきた株式会社サルトコラボレイティヴの加藤寛之さんと協働で取り組んでいます。
特設サイトを開設してアルパックホームページからもリンクをはっていますので、事業の詳細はそちらをご覧頂ければと思います。いずれのエリアも今回の事業をきっかけに地元の有志が組織を立ち上げ、定期的なマーケットなど自主事業に取り組んでおり、空き店舗に新たな出店が見られるなど、今後の展開に期待大です。
よく「商店街の空き店舗を何とかしたい」という話を聞きますが、空き店舗対策は「目的」ではなく「手段」。本当に大事なのは、そのエリアを訪れたい、利用したい、お店を出したい・・・というような魅力、価値を生み出すことだとつくづく感じています。
今年度は大阪市港区の朝潮橋駅周辺エリア、柏原市の国分駅西側エリアを支援します。新しい価値が生まれるよう、地元の方と取り組んでいきたいと思います。
都市・地域プランニンググループ/絹原一寛
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