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215号(2019年5月号)特集「旅」

訪れた先の日常を垣間見る旅


日常を離れ、非日常を体験するために色々なところに旅に出ます。いわゆる観光名所などを巡るのも楽しいですが、最近は、地元の方を通じてのその土地の日常に触れることが楽しみの一つになっています。

 日常を離れ、非日常を体験するために色々なところに旅に出ます。いわゆる観光名所などを巡るのも楽しいですが、最近は、地元の方を通じてのその土地の日常に触れることが楽しみの一つになっています。
 おすすめの地元のお店に連れて行っていただき、お店の人から教わる地元産の新鮮だからこその食べ方や旬のもの、都市部には出回っていない日本酒などを楽しみ、まちのことなどをお聞きする。そうしたことは地元の人からするとごく普通の日常であっても、私にとってはその場所その時でしか味わえない非日常空間の体験になり、かけがえのない旅の思い出として残っています。(だいたいそういうときは写真を撮るのを忘れてしまいます)
 逆に大阪を訪れる友人に対しても外から訪れた人だけではなかなか行かないまち(大正や鶴橋などディープなエリアなど)を案内し飲み食いするようにしています。そうすることで単に「大阪の友人と会う」だけではない、大阪の魅力を感じられる時間を過ごしてもらえたら、と思っています。

自分ではきっと到達し得ない旬の食べ物とお店(冬の八戸にて)

自分ではきっと到達し得ない旬の食べ物とお店(冬の八戸にて)

地域再生デザイングループ/羽田拓也

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