レターズアルパック
Letters arpak215号(2019年5月号)特集「旅」
撮影を通してまちの魅力を感じる
私はまちのスナップ写真撮影が趣味で、旅に出た際は一日中写真を撮りながら歩きまわっていることが多いです。綺麗な景色だけではなく、まちの空気感や人々の生活を感じられるような写真が撮れればと思い撮影をしています。
私はまちのスナップ写真撮影が趣味で、旅に出た際は一日中写真を撮りながら歩きまわっていることが多いです。綺麗な景色だけではなく、まちの空気感や人々の生活を感じられるような写真が撮れればと思い撮影をしています。
しかし、ただカメラを向けているだけではどこか距離感のある写真となり、良いものは撮れません。現地の人ときちんとコミュニケーションをとりながら撮影をすることが大切です。私がその際に心がけていることとしては、「一箇所に長い時間留まる」と「(極力現地の言葉で)挨拶をする」の二点です。
歩き回って様々なシャッターチャンスを探したいところですが、その場に留まり、場に馴染むことが大切です。広場などで地元の人と同じように腰掛け、ゆったりとチャンスが訪れるのを待ちます。
そして、すれ違う人や目があった人に積極的に現地の言葉で挨拶するようにしています。意外と気軽に答えてくれ、写真も撮らせてもらえることもしばしばです。また挨拶を通して、気軽に挨拶を返してくれるまち、声をかけづらいまち等のまちにおける人々の距離も感じ取ることもできます。
簡単なことなので、みなさんも実践して頂き、まちの人と心の距離を少し近づけてみてはいかがでしょうか。そのまちの魅力を更に感じることが出来るはずです。
建築プランニング・デザイングループ/塗師木伸介
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